BSE感染見逃しの恐れ
原因不明の孤発性クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)として死亡した患者388人のうち、確定診断に必要な脳の解剖を受けたのは18%(70人)だけで、欧米に比べ極めて低いことが、厚生労働省CJDサーベイランス委員会の最近6年間の実態調査で16日分かった。
6年間で,388人のクロイツフェルト・ヤコブ病による死者があったというのも驚きですが,確定診断がいい加減という事実には,もっとびっくりしました.
これでは,統計の数字があてにならなくなります.
牛の全頭検査に較べると議論の余地がないほど少ないのですから,必ず異常プリオンがないかどうか確認してほしいと思います.
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