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2006.01.04

0.1gでBSEに感染

試験場によると、2004年2月から安全を確保した隔離施設内で、ホルスタイン雌の子牛14頭を対象に実験を開始。脳内にBSEに感染した牛から取り出した異常プリオン約0・1グラムを液状にして接種した。
 その後、牛の行動や血液など約20項目に関し観察を続けたところ、昨年末数頭に、音に過剰におびえたり歩行にふらつきが出たりなど、感染した牛の初期症状と同様の兆候が出始めたという。

河北新報ニュース BSE発症実験に成功か 北海道立畜産試験場

これで,微量でも異常プリオンが体内に入ればほぼ間違いなく感染する事が裏付けられたことになります.

ヒトにおけるvCJDの発症機序はまだ解明されていないが、英国獣医研究所において牛がBSEを発症するBSEプリオンの最少量(閾値)については、BSE牛の脳組織0.1g、0.01g、0.001gを経口投与した場合、0.1g投与群で15頭中3頭、0.01g投与群で15頭中1頭、0.001g投与群で15頭中1頭の発症が確認されている(「日本における牛海綿状脳症(BSE)対策について 中間とりまとめ」(平成16年9月 食品安全委員会)報告より)。

変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)に係る感染経路について

このように英国の実験では,0.001gでも感染しているのですから,その100倍なら再現するのは当然でしょう.

2006/1/6追記
もっと詳しい記事を発見しました.

効率的に感染牛を得るため、2004年2月から感染牛の脳材料(異常プリオン)を使った試験を開始。同年2月、7月、9月の3回に分け、生後2カ月の雌のホルスタイン種計14頭に直接接種し、経過観察してきた。このうち2月に接種した6頭中3頭が05年末ごろから、不自由な歩き方をしたり音や光に過敏な反応を示すなどBSEに似た臨床症状を示している。

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