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2007.11.05

不燃性偽装

東洋ゴム工業(大阪市)が製造した断熱パネルの不燃性試験を受ける際、国に申請した仕様と異なる試験体を使って不正に合格していたことが5日、分かった。国土交通省は不正が行われた構造方法6件の認定を取り消すとともに、使用した建物を特定するよう同社に指示した。(時事ドットコム:東洋ゴム工業も不燃性「偽装」=断熱パネルの認定取り消し-国交省)

実際に販売するものと違うサンプルで認定をとるという偽装に対しては後日工場で抜き打ちの抜き取り検査を行うしか対策がないと思います.

型式認定は量産前の試作品で行う事が多いと思いますので,色々な分野の会社でも行われている可能性がありますね.

2007/11/05追記:

不正に認定を得た製品による売り上げは、データが残っている98年以降の分だけで約100億円に上るという。 (asahi.com:東洋ゴム、断熱パネルで偽装 物質混入し試験をパス)

国交省の資料 PDFアイコン には合計175件(但し速報値)とあったので,すぐに調査は終わると思っていましたが,これだけ多くの売り上げがあるとなると調査は難航しそうですね.

(3)指定性能評価機関への対応
国土交通省より、不燃性能試験等を行った指定性能評価機関に対して、今回の不正受験の原因究明及び再発防止策の検討を行い、その結果を国土交通省まで報告するよう指示する。(国交省:東洋ゴム工業(株)製硬質ウレタン製両面金属面材断熱パネルの不燃性能試験等における不正受験について)

どんな再発防止策が報告されるのか興味があります.

2007/11/06追記:

ニチアス(東京都港区)と東洋ゴム工業(大阪市)が建築用耐火材の性能を偽装して大臣認定を取得していた問題を受け、国土交通省は、1万数千件あるすべての防火・耐火建材の大臣認定について性能が満たされているかどうか調べる方針を固めた。(asahi.com:耐火材1万件を調査へ 性能偽装問題で国交省)

自主検査では意味がありません.

2007/11/07追記:

東洋ゴム工業株式会社(社長:片岡善雄)は、日本科学技術連盟(会長:御手洗冨士夫)が実施し日本経済新聞社が協賛した第3回「品質経営度」調査において総合3位にランキングされました。

品質経営度とは、製品の競争力や企業価値に影響する「品質」を高めるための取り組みや実践状況を客観的に評価したものです。同調査は2007年6月1日から7月6日にかけて、有力製造業・建設業など523社を対象に(有効回答215社)アンケート形式で実施。全社的な取り組みを聞く「品質向上への仕組み作り」と、基幹商品・事業について聞く「製造現場の実践活動」の二分野に分け、合計で65項目の質問がなされました。
(日本経済新聞社 第3回「品質経営度」調査で総合3位にランキング - 東洋ゴム工業)

アンケート調査だけでは実体はわからないという事ですね.ISO9001の審査も受けていると思われますが,このような偽装には効果がない事がはっきりしました.

★関連リンク(追記)
硬質ウレタン製断熱パネルの一部製品に関する防火認定の不正取得についてPDFアイコン

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