« 新s あらたにす | トップページ | 農薬テロ? »

2008.02.01

へたり牛

【ワシントン30日共同】シェーファー米農務長官は30日、カリフォルニア州の食肉処理施設が、歩行困難の症状を示す「へたり牛」を処理していた可能性があるとの指摘を受け、調査を指示したと発表した。 農務省は昨年7月、牛海綿状脳症(BSE)感染が疑われる「へたり牛」を全面的に食用禁止とすることを決めており、同長官は違反が見つかれば「適切な措置を取る」としている。(中国新聞・経済:「へたり牛」を食肉処理か 米農務長官が調査指示)

BSEの可能性がある牛を食肉として販売したのならば,その処理施設は閉鎖するべきだと思います.

私は,これまでBSE関連のニュースに関心を持って見てきました.そしてその感想は米農務省は畜産業界の意見を代弁しているにすぎないという事です.古い記事ですが,

何故彼らは牛が安全だと証明する全頭検査を実施しないのでしょうか。その答えは、もう一度言いますが、それをやればわが国にBSEが広範に存在するのがばれてしまうからです。だから、農務省は自らの試験結果も偽わり、陽性だった場合も再度の試験で陰性だとするようなことをせざるを得ないのです。だから、彼らはわが国で牛の自主的な検査を禁止しているのです。農務省は企業の自主的なBSE検査をさせないのです。 それがどうして国民の安全を守ることになるのでしょうか。再度言いましょう。酪農家が自主的にBSE検査を行うのはこの国では「違法」とされるのです。 何とおかしなことでしょうか。 それは安全性の試験なのに。なぜ農務省はより多くの企業に安全性の試験を行わせたくないのですか? 何故彼らは屠殺場でより安全性の高い方法で解体するのを欲しないのですか。 答えはやはり、企業の自主検査でBSEがそこら中で見つかるのを恐れているからです。 農務省は近代的な政府の中でも最大の間違った政策をとっている部局の一つですが、私たちに「食品ガイド・ピラミッド」を与え、個人企業、特に乳製品関連の企業からの大きな影響下で、栄養学的には無意味なアドバイス私たちに与え、今では国民をBSEから守っていると主張しているのです(実際には牛産業をまもっているのですが)。(狂牛病の狂気:アメリカ農務省の虚偽と合衆国ビーフ産業の来るべき崩壊)

オリジナル英文
    ↓

Why wouldn't it conduct the testing of all cows to prove that the cows are safe? The answer, again, is because to conduct this testing would reveal how widespread mad cow disease really is in this country. And that's why the USDA has to continue to falsify its own tests, in my view, to make sure that if a cow ever tests positive, they can falsify the second test and make sure it comes back negative. That's why they outlaw independent testing of cows in this country. They won't let companies run their own mad cow tests. How's that for public safety? Let me say this again: it is ILLEGAL for a rancher to test his own cows for this disease. That's so bizarre.It's a safety test -- why wouldn't you want more companies to run safety tests? Why wouldn't you want more slaughterhouses having greater safety practices in this country? Again, the answer is because you don't want these companies discovering just how much mad cow disease there really is around here. The USDA, one of the great misguided agencies of modern government, has given us the Food Guide Pyramid that offers us nutritionally worthless advice, heavily influenced by private industry, especially the dairy industry, and now the agency claims to be protecting us from mad cow disease (but really is just protecting the cattle industry). (Mad cow madness: USDA lies and the coming collapse of the U.S. beef industry)

私は米国産食肉(牛肉,豚肉,鶏肉)を購入していませんが,もしはやりの産地偽装があったらどうしようもありません.特に加工食品では産地表示がないものが多いので多分知らないうちに食べているのだとは思いますが・・・.
問題の処理施設が,日本への輸出を許可されている施設かどうか気になります.

2008/02/19追記:

問題となっている食肉処理会社「ウエストランド食肉・ホールマーク食肉加工」について、農水省は、対日輸出工場に認定されておらず米国でBSEが確認された二〇〇三年十二月以降、対日輸出実績がないと説明。厚生労働省の担当者も「国内で流通している牛肉の安全性には全く影響がない」と冷静に受け止めている。(中国新聞ニュース:農水省、米に説明求める 回収牛は「国内流通なし」 '08/2/18)

日本には輸入されていなかったようですが,そもそも「へたり牛」の処理を禁止したのが2007年7月と遅すぎます.他の処理施設はどうだったのかが問題です.

|

« 新s あらたにす | トップページ | 農薬テロ? »

「ニュース」カテゴリの記事

「BSE」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3174/17918365

この記事へのトラックバック一覧です: へたり牛:

« 新s あらたにす | トップページ | 農薬テロ? »