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2008.09.14

米で遺伝性のBSE牛

牛海綿状脳症(BSE)で、原因物質の「異常プリオンたんぱく」に感染したのではなく、遺伝子の変異で自然に発病したとみられる牛を、米農務省のチームが見つけた。遺伝性のBSEが確認されたのは初めてだ。12日付の米科学誌プロス・パソジェンズに発表した。
(asahi.com:遺伝性のBSE牛、米で確認 食べ物経ず自然発症2008年9月13日22時55分 )

BSE牛が新たに発見されたというニュースを見ていなかったので,びっくりしました.

韓国では米国で新たにBSEが発見された場合は輸入を見直すとしていますので,BSE牛が発見されたこと自体が大変なニュースのはずです.

遺伝性のBSEが見つかったのは、米アラバマ州で2006年に発症した当時約10歳の雌牛。(読売:遺伝性のBSE発見、牛の体内で異常プリオン)

2006年の話だったようです.

チームは、今回の牛の遺伝子の変異が見つかる確率は2千分の1以下で、極めて低いと見積もっている。だが遺伝性のBSEが見つかったことで、BSEの発生は飼料対策だけでは防げないことになる。
(asahi.com:遺伝性のBSE牛、米で確認 食べ物経ず自然発症2008年9月13日22時55分 )

2千分の1以下」は非常に大きい数字なので,誤訳なのでしょうか?

Richt said mad cow disease caused by genetics is extremely rare. A recent epidemiological study estimated that the mutation affects less than 1 in 2,000 cattle. The study was done in collaboration with the U.S. Department of Agriculture-U.S. Meat Animal Research Center in Clay Center, Neb., which is operated by the Agricultural Research Service.(Mad Cow Disease Also Caused By Genetic Mutation)

そうではありませんでした.

2008/09/15追記:
このblogのBSEカテゴリーを見直してみましたが,2006年にアメリカでBSE牛が見つかったという記事はありません.2006年はアメリカがBSE調査規模を1/10に変更した年です.
このによると確かに2006年は1頭となっています.

★関連リンク(追記)

Conversion of the BASE Prion Strain into the BSE Strain: The Origin of BSE?

BSE感染で2人死亡 スペインで

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