« 浄化槽のエアーポンプを交換 | トップページ | ハブダイナモLEDライト »

2009.11.25

コーヒーは薬

青森県弘前市の喫茶店10店舗が協力して、江戸時代に弘前藩士らが薬として飲んだとされる“藩士のコーヒー”を再現、市民の評判となっている。

藩士のコーヒーはいかが 青森・弘前市で評判に - 47NEWS2009/11/25 06:00

藩士のコーヒー?」「何の薬?」と思って思わずクリックしてしまいました.

幕府の命令で、弘前藩士は北海道でロシアに対する警備に当たっていたが、多くが寒さやビタミン不足が原因で「水腫病」を患い、死亡する人もいた。幕府は1855年に、当時「水腫病に効能がある」とされ、長崎の出島でしか手に入らなかったコーヒーを駐屯地に配ったという。

藩士のコーヒーはいかが 青森・弘前市で評判に - 47NEWS2009/11/25 06:00

水腫病」は初めて聞く言葉です.

蝦夷地に越冬する和人が、水ぶくれになり、顔がむくみ、腹が太鼓のようになって苦しみ死ぬという奇病は、水腫病といわれ、寒気よりくるとか、野菜の欠乏からくるとかいって恐れられたが、安政3年箱館奉行はこれが対策に乗り出し、宗谷詰調役梨本弥五郎の案をいれて、入港した英国船にならって箱館の職人にクワヒルというものを22個作らせて奥地に配分した。クワヒルとはオランダ語で、いまのロストル付きの石炭ストーブのことである。またコーヒーを取り寄せ、各場所に配布するなど、越冬方法の改善に努力している。

「函館市史」通説編1 3編5章13節3-9~11

腎臓が機能しなくなって,水分が体にたまってしまったような症状なのですね.

コーヒーの利尿作用が水腫病に効果があるのでしょうか?

 そしてもう一つ、水腫病の予防薬として和蘭コーヒー豆が配給されたという記述が残されています。その記述には『和蘭コーヒー豆、寒気をふせぎ湿邪を払う。黒くなるまでよく煎り、細かくたらりとなるまでつき砕き二さじ程を麻の袋に入れ、熱い湯で番茶のような色にふり出し、土瓶に入れて置き冷めたようならよく温め、砂糖を入れて用いるべし』とあります。当時、コーヒーは一般に出回っておらず、庶民ではこの頃口にしたのが初めてではないかといわれています。  日本の歴史にコーヒーが登場するのが享保3年(1724)、享和3年(1803)には蘭学医の廣川解が、コーヒーには水腫病に対しての薬効がある(コーヒー豆に含まれる水溶性ビタミンB複合体の一つニコチン酸)ことを発見しています。

稚内物語 稚内珈琲物語

ニコチン酸ナイアシン)の効果ですか・・・.

現代では,普通の食事をしていれば,ナイアシンが欠乏することはないはずなので,当時は厳しい寒さとそれに伴う慢性的な食料不足が水腫病の原因と言えますね.

コーヒーが大好きな私としては,「薬としてのコーヒー」を楽しみたいと思います.

薬は大量に摂取すると毒になります.何事も程々にが大切です.

|

« 浄化槽のエアーポンプを交換 | トップページ | ハブダイナモLEDライト »

「グルメ・クッキング」カテゴリの記事

「ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3174/46855285

この記事へのトラックバック一覧です: コーヒーは薬:

« 浄化槽のエアーポンプを交換 | トップページ | ハブダイナモLEDライト »